食生活の乱れや飲酒は、肥満や糖尿病、脂質異常症といった生活習慣病をひき起こし、生活習慣病は脳血管疾患や心疾患に繋がることから、生活習慣病はQOLを著しく低下させる原因になります。薬物治療学研究室では、摂食調節機構や血糖調節機構を明らかにし、食事や飲酒がどのようにその調節に影響を与えるか研究することで、食事や飲酒が生活習慣病をひき起こすメカニズムを明らかにしています。一方で、糖尿病などにおけるエネルギー調節の異常は、中枢神経機能に影響を及ぼし、精神疾患の発症に繋がる可能性が指摘されていますが、そのメカニズムは明らかではありません。精神疾患は、それ自体が問題であるのみならず、適切な治療の継続を難しくします。そこで薬物治療学研究室では、糖尿病などの代謝性疾患が中枢神経に及ぼす影響を明らかにすることを目的に研究を進めています。以上のような研究を進めることにより、生活習慣病の成因や、それに伴う精神障害の発症原因を明らかにし、生活習慣病の予防や改善方法の提案をめざします。

星薬科大学 薬物治療学研究室

Department of Pathophysiology & Therapeutics

星薬科大学 薬物治療学研究室

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生活習慣病の予防・改善をめざす

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