食道がんにおけるリンパ節転移の有無は、治療方針決定・予後予測のための重要な因子である。しかし、現在のところ、正確な術前診断の方法がない。我々は、リンパ節転移の有無と関連して原発巣でメチル化レベルが異なるマーカーを探索している。(1)リンパ節転移がある食道がんの原発巣とない食道がんの原発巣、また(2)リンパ節転移がない食道がんの原発巣とある食道がんの転移リンパ節について、DNAメチル化マイクロアレイ解析を行った。これらの解析に使用したスクリーニング用の検体のみならず、検証用の検体についても、リンパ節転移の有無と有意に関連するマーカー遺伝子を同定した(Takahashi et al., 2015)。
