Lycopodium属(ヒカゲノカズラ属)の植物からとられるアルカロイド。
C11N, C16N, C16N2, C27N3の骨格を有するものが知られていて、
senepodine A, senepodine Hの発見に伴い、C22N2, C14Nなどの骨格も認知されるようになった?!
現在、約300種類のリコポジウムアルカロイドの報告がされていますが、
NMRなどの分析機器の未熟さと構造の複雑さゆえに、
構造の解明がされてこなかったアルカロイドも多数存在しています。
しかしながら、近年の目覚しいNMR機器の進化により、新規化合物分離構造決定の報告は増えることでしょう。