ナンカクラン Lycopodium hamiltonii




ナンカクランからはFawcettidane骨格を有するアルカロイドが多く分離されています。
新規化合物としてnankakurine A, lycoperine A が分離されました。

nankakurine A : flabellidane骨格のC4-13結合が切れて、C5-10結合した骨格。
ちょっと変わっている......
名前はナンカクランから分離したからナンカクリンA。いい名前ですよ?!

lycoperine A : lucidine BなどのC27N3タイプアルカロイドのC3-C14結合が切れた骨格。

弱いながらもアセチルコリンエステラーゼ阻害活性がある。